ヴィンテージのお店も良いセレクトショップもありますが、道を歩いているほとんどの人達の服装は平均的にちょっと野暮ったいような、ファストファッションという感じの格好の人が多いです。そういう意味では(私は東京しか比較対象が無いのですが)東京の都心部で見かける人達の方がよっぽどファッションに敏感な印象があります。ただVoo Storeのようなセレクトショップに一歩入ると「一体今までどこに隠れてたの?」というくらいお洒落な人達がいたりして、ベルリンでは人々のファッションに対する感受性は平均値は東京より低いものの、面白い人達の層も確実にいるという風に感じています。ファッションに限らず、フォトグラファー、デザイナー、アーティスト、音楽プロデューサー、ピンからキリまで大量にいるのでちょっとバーやクラブで人と話せば犬も歩けば棒に当たるという感じでそういったクリエイター職の人に出会います。ロンドン、パリに比べて大きく違うのは生活にかかるコストでしょう。先述の都市に対してかなり安く暮らせるのは大きなメリットと思います。